解決事例

リースバックの相談から個人再生へ

お名前
槙野様(仮名)
市区町村
熊本市北区
滞納状況
滞納前
種別・築年数
一戸建て・築20年
金融機関
地元銀行

任意整理でも上手くいかず リースバックを当社に相談

槙野様は、勤めている運送会社がコロナの影響による業績悪化でボーナスがカットされたので、収入の不足分をカードローンを借りて生活費をまかなうようになりました。

高い金利で複数のローン会社からの借入は増えるばかりで、借りては返すという悪循環に陥り、このままではどんどん債務が膨らんでいくばかりです。

そこで弁護士に相談して任意整理を始めましたが、収入から返済後の生活費を差し引くと家計は赤字ですので、任意整理だけでは家計を改善することができません。

この先も返済できるかどうかわからず悩んでいたところ、テレビCMで「リースバック」という言葉を聞き、たくさんのサイトを見て時間をかけて調べられました。

そして「リースバック」をして借金を一括返済しようと考え、当社に相談にいらっしゃいました。

個人再生ができそうなので弁護士に紹介

【 家計を分析し改善策を提案 】
槙野様の家計状況をお聞きしますと、ご夫婦ともに会社勤めで収入もありますので(夫26万円・妻13万円)、個人再生してカードローンを圧縮すれば生活を立て直せます。

そこで顧問弁護士に相談して、個人再生(※)手続きをするよう提案しました。
リースバックだと、家の所有権が無くなり家賃を払わなければなりませんが、個人再生なら家を手放さずにすみます。
(個人再生についてはこちら

「個人再生でカードローンを圧縮して収支は劇的に改善」

担当者からの一言

お客様がリースバックを検討する場合、現在の収入・支出・借金残高をご夫婦で整理できていなければ適切な判断ができません。

そのため、一緒に収支確認表を作成して、お金の流れをわかるようにして何を減らせるか検討して頂くようにしています。

その後、弁護士につなぐ場合は、「ヒアリングシート」「債務一覧表」「家計の収支確認表」「不動産査定書」を作成し、お客様と弁護士の双方の利便をはかるようにしています。

これらのサービスは無料ですので、お客様が当社にして頂くことのメリットは大きいと思います。

ポイント

槙野様だけでなく、リースバックを相談されるお客様の中には、個人再生で解決できる場合が多くあります。
このような場合当社では、個人再生へ方針変換し弁護士につなぎます。

しかしながら お客様の相談先である不動産会社は、リースバックの成立が利益につながりますから、中には「2年間限定のリースバック」などを進めたりして売買契約につなげる例も見受けられます。

その結果、お客様は売らずにすむ家を売却することになります。
相談先を間違えないように判断することが必要です。

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