解決事例

建物状態は悪いですが この家に住み続けたいです

お名前
渡辺様(仮名)
市区町村
菊池市
滞納状況
6か月滞納後代位弁済
種別・築年数
一戸建て・築20年
金融機関
住宅金融支援機構

自営業の収入はありますが 手取りはほぼゼロで 住宅ローンが払えなくなりました

自営業者の渡辺さんは施設を経営しており、事業収入は月70万程度ありますが、社員の給料や家賃を払うと、手取り収入はゼロになってしまいます。
月14万の住宅ローンも払えなくなり滞納していたところ、代位弁済となり保証会社から任意売却を勧められました。
奥様とは別居中で、現在は息子さんと2人暮らしです。何とか住み続けられないかという一心で、息子さんがインターネットで検索し、弊社のサイトをご覧になって相談にいらっしゃいました。

建物の維持管理程度が極端に悪いので 売却ができるかどうか・・・

残った住宅ローンは2000万円ですが、土地の相場や建物の経過年数から不動産価格は1200万程度となります。さらに、熊本地震による瓦の滑落で雨漏りが2箇所発生しているうえに、基礎部分をはじめ至る所に亀裂が生じています。
そこで、投資家の購入は見込めないので、親戚等で協力してくれる方をあたっていただくよう提案しました。
弊社では、低価格の根拠となる査定書を作成し、保証会社に提出しました。

リースバック成立! 住み続けることができました

弊社の査定価格があまりにも低かったため、保証会社でも別途鑑定を行ったそうです。結果、どちらも400万円弱というほぼ同額の査定となりました。
しかしながら保証会社が承諾した価格は500万円であったため、投資家の購入はなさそうです。
ここで、渡辺さんも必死に協力者を探していただき、縁あって知人の方が協力していただけることになりました。
これまで毎月14万支払っていた住宅ローンは、4万の家賃に落ち着き、渡辺さんの負担はかなり減りました。

担当者からの一言

建物の状態が悪かったので、売買が成立するのか不安にもなりましたが、渡辺さんは決してあきらめることなく、様々な人をあたり、協力者を見つけることができました。
私も、「最後まであきらめない」ことを実践する大切さを学ばせていただきました。

ポイント

査定価格が低くても、一概に不利であるとは限りません。
まずはきちんと相談できる業者に、自分の状況をきちんと説明し、あきらめずに進んでみましょう。

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