解決事例
競売中でも 長女が住宅ローンを組み 買戻しできました
- お名前
- 竹下様(仮名)
- 市区町村
- 熊本市東区
- 滞納状況
- 滞納6ヶ月
- 種別・築年数
- 一戸建て・築10年
- 金融機関
- 住宅金融支援機構
転職に伴う収入減に直面し借金が膨らんだ
竹下様は長年勤めていた会社を早期退職した後、次の仕事に就きました。
しかし、収入は以前の半分になり貯蓄も無かったため、半年も経たずに住宅ローンの返済が厳しくなりました。
妻からもカードを借りてカードローンやキャッシングを始め、借金はみるみる増えていきました。
そしていよいよ返済が困難になり、長女に事情を話してカードローンを利用することになりました。
長女は大手企業に勤めていましたので信用があり、複数のカードを持っていたからです。
しかし、この方法でも返済は追いつかず、借金の合計額は400万円に達し、月々13万円の支払いになりました。
状況が悪化し 競売に進んだ
その後、竹下様は住宅ローンの滞納が6ヶ月以上続き、「期限の利益を喪失」の通知を受け、銀行から一括返済を要求されていましたが、どうしていいかわからずにいたところ、競売開始決定の通知を受けました。
竹下様は家を失いたくないという強い思いがありましたので、なんとか住み続けたいとあらゆる相談先を探し、熊本市の無料相談会で対応された司法書士からの紹介で、当社に相談にいらっしゃいました。
まずは競売を取り下げてもらうことが第一
竹下様は「リースバック」が希望でしたので、まず、債権者に任意売却を申し出て競売取下を依頼し、許可をもらいました。
しかし竹下様の自宅は、まだ築10年と新しく査定額が安くなりませんので、リースバックでは家賃が高くなってしまいます。
そこで当社は、リースバックでなく、竹下様から協力者であるご親族に購入してもらい、長女様が住宅ローンを組んで買い戻すというプランを提案しました。
しかし、竹下様には協力してもらえるご親族がおられませんでしたので、当社が買い取らせていただくことにしました。
無事に住宅ローンを組むことができた
最終的に、「親」から「当社」を経て「子」への買戻しが成立し、残った借金については司法書士に依頼して破産することにしました。
これで借金が無くなりましたので、長女名義の住宅ローン返済が可能となり、家計を立て直すことができました。
担当者からの一言
当社は、不動産を手放す状況に直面しているお客様に、任意売却と組み合わせた最適な方法を提案しております。
方法の1つはリースバックです。
お客様の不動産を任意売却し、その後リースバックすることで、さまざまなメリットが受けられます。
竹下様の場合は自宅に住み続けるだけでなく、近くに両親から受け継いだ畑も持っておられましたので、休みの日には農作業も続けていらっしゃるようです。
住宅ローンが払えなくなっても、競売の通知がきても、まだチャンスはあります。
当社では、お客様のニーズに合わせた解決プランを提供いたしますので、ぜひご相談ください。